まだ見たことない Work & Life
独立行政法人自動車技術総合機構 交通安全環境研究所 自動車認証審査部

ABOUT 会社紹介

安全で環境にやさしい交通社会を目指して

《交通安全環境研究所とは》 昭和25年(1950年)に旧運輸省の研究所として発足。以降、国が行う自動車等の陸上交通に係る施策立案・基準策定のための試験研究、自動車等の型式指定審査(自動車認証審査部)、自動車のリコールに係る技術的な検証等の業務を行ってきました。 平成28年4月には、旧自動車検査独立行政法人と統合し独立行政法人自動車技術総合機構交通安全環境研究所となりました。両法人の長所を活かし、自動車の設計から使用段階までの国の施策に対する総合的な取り組みを行っています。

BUSINESS 事業内容

我が国唯一の認証審査機関

発売前の新型自動車の審査
《自動車認証審査部》 自動車認証審査部は、自動車型式指定制度に基づき、市場に投入される前の自動車等が安全・環境基準に適合しているかについての技術的な審査を公正・中立な立場で行う我が国唯一の組織です。自動車認証審査の確実な実施を通じ、基準不適合車の生産・流通を未然に防止することで、自動車に係る安全・安心の確保及び環境の保全に貢献しています。 国産車、輸入車問わず、トラック、バス、オートバイ、トレーラー、大型特殊自動車も審査の対象です。審査の際には未発売の車両や自動運転などの最新技術にも触れる機会が多く、技術者としての知識を深めるだけでなくやりがいを感じることができます。
国の基準策定への技術支援
国連の自動車基準調和世界フォーラム(UN-ECE/WP29)において、基準を国際的に統一する取組みが進められており、当部においても認証審査に関する技術力を活かし、国土交通省とともに国際会議へ参加することで、基準策定の技術的な支援を行っています。
働きやすい環境
給与・勤務体系は国家公務員に準拠。 子育て世代も多く、チーム内のフォロー体制で休暇も取りやすくワークライフバランスの実現が図られ、女性も活躍しています。 採用後は、各業務を担当するチームに配属され、各種研修やOJTなどを行いながら、審査官としての必要なスキルを身につけていきます。

WORK 仕事紹介

培った技術力を審査に活かす

審査体制について
審査は主に以下の5つのチームで行います。 ■ブレーキ、騒音、自動運転担当 ABS/BAS/ESCを含む制動試験、定常・加速走行などの騒音試験、AEBS、LKAS等のADASの性能試験、自動運転の評価など走行に関する性能評価 ■燃費・電力消費・排ガス担当 原動機・電動機の出力測定、排出される規制物質の排出量・燃料消費率・電気自動車の電力消費率の測定などの性能評価 ■灯火・一般安全担当 灯火器、視界、車両の外装部品・装置の安全性、電磁両立性等の性能評価 ■衝突安全・歩行者保護担当 衝突時における乗車人員や歩行者の傷害値等の確認、電動車の電池安全などを評価 ■サイバーセキュリティ担当 自動車のサイバーセキュリティ、ソフトウェアアップデートに関する組織能力や車両要件の評価
メーカーでの経験を活かせる!
審査業務は、自動車メーカーからの申請に基づいて、書面や実車を用いて国の定める安全・環境基準に適合しているか技術的に評価、確認しています。 実車による試験は、当研究所の自動車試験場(埼玉県熊谷市)または自動車メーカーの試験施設で行うこともあります。 これらを行う上で、これまで自動車メーカー等でご自身が行ってきた設計・開発経験と技術的な知見を活かし、年々高度化する基準に基づいた審査を進めていくことが求められています。 また、申請スケジュールに応じて具体的な取り組み方は各自に委ねられているので、休暇取得などの計画も組み立てやすいのが魅力です。
1週間の流れ(例)
[月]メーカーとの打ち合わせ・書面審査・チーム会議 [火]メーカーとの打ち合わせ・書面審査・外部の技術会議出席 [水](出張)認証試験 [木](出張)認証試験 [金]書面審査

INTERVIEW インタビュー

2021年10月入社/前田さん/30歳
転職したきっかけや前職でどのような業務を行っていたか教えてください
これから長く仕事をしていく上で、家庭とのバランスを大切にしたいと思い転職活動を開始したところ、当部で職員を募集していることを知り、国産・輸入、車種を問わず幅広い領域の販売前の新型自動車に対して、品質や安全性を審査できる国内唯一の機関であることに魅力を感じたのが転職のきっかけです。 また、前職では約3年間、完成車自動車メーカーで車載通信ユニットの量産開発に従事していました。主な仕事内容としては、システムの仕様作成や評価内容・方法の検討、完成品の検証などです。
現在の具体的な仕事の内容を教えてください
走行試験に関する性能評価グループに所属しており、主にブレーキ性能や操舵性能、騒音、自動運転などに関する保安基準適合審査を担当しています。 出社時は、メーカーとミーティングを行ったり、部内で審査内容を検討したり、レポート作成や決裁処理等を行っています。 また、走行試験はテストコースで行うため出張が多く、数日間かけて担当領域の各種試験に立ち会います。 加えて、近年の様々な運転支援機能の普及に対し、システムが安全に設計・検証されていることも書面にて確認しています。具体的には、機能のシステム構成や制御仕様、製品図面、開発時の検証結果、設計ルール、開発全体のプロセスなど、製品開発に関連する多岐の内容について審査を行うため、前職の開発経験が非常役立ちました。 一方で、前職が普通自動車の完成車メーカーのため、トラックやバス等に関する知識が乏しく、審査を行う上で苦労したことも多々ありましたが、OJTや部内研修を通して知識量が増え、今では主担当として審査を担えるようになりました。
社内の雰囲気は?
冗談などが飛びかったり、笑顔が多く、メンバーの仲はとても良いです。 上司との距離も近いので、気軽に相談できる雰囲気があり、風通しの良い環境も魅力です。 プライベートでも上司や同僚とバイクでツーリングに行き、良い気分転換となっています。
休暇の取得や休日の過ごし方を教えてください
子どもの急な体調不良で早退等があっても、チーム内でフォローいただき、大変助かっています。 また、子どもが産まれた際には、育児休業も約2ヶ月間取得させていただきました。 出張が多いので大変なこともありますが、仕事の進め方は基本的に各自に任されているので、計画的に年休を取得することもできますね。 休日は、家族で買い物したり、友人と遊びに行くこともあれば、家でのんびりしてることもあります。
応募者にひとこと
新型車が世の中に出ていく最終関門なので大きな責任を伴いますが、その分、非常にやりがいのある仕事だと思います。また、認証試験などの時に、発表前の車両を間近で見られることも自動車認証審査官の特権だと思います。 一緒に働ける日を楽しみにしています!

BENEFITS 福利厚生

勤務日時

完全週休2日制(土日祝休日。その他、夏期休暇等の特別休暇あり) 9:00~17:45 (実働 7 時間 45 分)

給与等

国家公務員に準拠(通勤手当等の各種手当あり) ※昇給/年1回 賞与/年2回 【年収例】690万円・36歳(既婚・子供一人)月給33万5000円+残業代+賞与+諸手当

主たる勤務地

東京都調布市深大寺東町7-42-27 ※マイカー通勤可

FAQ よくある質問

審査職員の人数や年齢層は?
30代が最も多く、20~50代まで、メーカー経験者や国からの出向者などさまざまな職員が約60名在籍しています。
転勤はありますか?
主たる勤務は東京都調布市ですが、熊谷市の自動車試験場や名古屋市の中部事務所、スイスの欧州事務所があり、いずれも少人数の事務所ですが一定期間(2~3年程度)の転勤の可能性はあります。ただし、業務スキルやご家庭の状況等を勘案して、個別に相談させていただいた上での配置換えとなります。
自動車業界未経験ですが応募可能でしょうか??
(サイバーセキュリティ審査業務を除き)自動車の設計や開発、研究といった関連の業務経験者を求めておりますので、対象とはなりません。 一方、サイバーセキュリティ審査業務については、自動車業界以外でも情報セキュリティ関係業務のご経験があれば応募いただけます。
リモートワークは可能でしょうか。
可能です。 スケジュールや業務の状況をふまえつつ、各職員にて適宜取り入れていただいています。
求人内容に関する問い合わせ先を教えてください。
この求人についてのお問い合わせは、shinsa-saiyo@shinsa.ntsel.go.jpまでご連絡ください。 なお、お問い合わせの際は、件名に「自動車認証審査官求人に関する問い合わせ」と記載ください。

RECRUIT 求人情報

現在、以下の求人を募集しております。求人の詳細情報は各求人ページをご確認ください。

交通安全環境研究所★車通勤OK

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独立行政法人自動車技術総合機構 交通安全環境研究所 自動車認証審査部 中部事務所

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